年明け早々暗い気持ちになりたい人なんていない。 ひとりぼっちで時間を与えられると私のような性格の人間はいらないことばかり考える。 勝手な印象として、考え癖のある人は鬱になりやすいので気をつけたほうがいい。 さておき、正月だからといって病院は完…
人を属性で語るのは偏見だ。 全くもってその通りで褒められたことでは無いが、 属性ごとに性格や行動、価値観に同じような傾向があるのも事実な気がする。 地方医大に入学した頃、県外出身の私は 出身高校をすごく気にされるのが不思議でならなかった。 (私…
小学生の頃、Dr.コトー診療所というドラマが大好きだった。 10年以上経って医者になって見た映画版コトーは、苦しかった。 1人で何年も島を支え続け、一体何歳設定なのかわからないけれど白髪だらけになってやっと子宝に恵まれ、なのに自分や家族よりも島の…
今日、後輩が時間外労働の申請用紙を月100時間を超えないように書き換えていた。 私もかつて産業医面談に呼ばれたり教授に何か言われるのが面倒で同じことをしていた。 医者界隈ではよくある光景だが、これは一般社会では普通なのだろうか? 院内長時間労働…
私は一応女性医師である。 あまり性別で区別して話をするのは好きではないが、 女性が医者になる時に起こる独特の事象は存在すると思っている。 受験生の時には、性別で何かが変わるだなんて本当に微塵も思っていなかった。 私は世間知らずの幸せ者だった。 …
医者の中には、 自分が医者であることを自分から言う人と、 必要がなければ言わない人がいる。 私は後者だ。 特に医療従事者以外の方に医者であることがバレると、 医者という色眼鏡を通してしか接してもらえなくなるからだ。 特に女医ともなると、 バレると…
2人の患者さんから同じ日に言われた印象的な言葉。 1人は30代の方で、 一時は命も危険な状態で人工呼吸器やら色々やったが、時間をかけて少しずつ、でも着実に良くなって来ていた。 「入院が長くなって来たので、疲れていませんか?」と言う私に対して、 「…
子供の頃の夢が叶う人は、20%くらいらしい。 5人に1人。多いのか少ないのかわからないけど、少なくとも多数派ではないということだ。 医者になった人は大体が子供の頃の夢を叶えられたということになるだろう。 (一部には家の都合で嫌々なった人もいるかも…
医者のやりがいはやはり、 感謝されることにある。 お金や差し入れなんてもちろんいらないし、 (私ならそれで対応変わるような奴に家族を任せたいと思わない) 面と向かって言われなくてもいいけれど、 医者もやっぱり人間なので、 改まってありがとうと言…
今の仕事が向いていないと思い始めてから早いもので5年以上経つ。 続けていれば慣れてくるだろうとも思っていたし、 給与水準を保つためには資格を取って続けた方が良いとはわかっていたのでなんとか耐えて現在に至る。 そろそろ我慢の限界なのでそのうちや…
医者になって早8年ほどが経過した。 医者として働いて、生きていて、自分は幸せなのか。 中高生の頃、医者は人の役に立つ仕事と信じていた。 実際には、もちろん役に立つ時もあるけど、 それ以上に医者のできることなんてちっぽけなものだと思うことが多い…
医者は日本において高給取りな職業であるが、 その中でも診療科による差があるのかに言及するネット記事を時たま見かける。 大概、脳外科産婦人科外科が高いとされていて、世の中の人にはこれらの診療科はエリートなんだ、などと思われているようだ。 しかし…
医学部受験には二つの側面があり、 一つはシンプルに医者になりたい人が医学を修めるために入学するもの。 もう一つが、特に東大理科三類や京大医学部などの日本で最も偏差値の高い大学に、スポーツの全国大会を目指すような感覚で受験するものである。 前者…
高校の同級生で、高3の時に受験勉強のストレスで学校に来られなくなって、 受験も辞めざるを得なかった人がいた。 数年して、その人が医学部に入学したと聞いた時、 私は初期研修医で、超長時間労働の最中にいた。 元気にしていてくれてよかったとは思えた…
私は後期研修中に1ヶ月休職したことがある。 医者の中で休職を経験する人は意外と珍しくないらしい。 最近では医者の燃え尽き症候群や、過労死も問題として取り上げられるようになってきて、 なんとなくイメージがしやすくなってきたかもしれない。 しかし、…
医者は高収入でいいよな、 と思っている人は多いかもしれない。 責任が大きい仕事で、なるための努力などを考えたら適正だ、という人もいるが、 医者の給料は分不相応に高すぎるという人もいる。 実際、1人で暮らしていくのには十分だ。 無駄遣いしなければ…
世の中男女共同参画が叫ばれる様になって久しいが 未だ社会的地位の高い人や要職についている女性は諸外国と比較して少ない と色々なところで目にする。 医療分野も例外ではなく、 医師について言えば一部の診療科を除き男性優位社会なのが一般的で、 さらに…
全国の大学の医学部には各科の医局という組織が存在しており、 大学教授を筆頭として臨床、研究、各科の医師の教育、学部学生の教育などを行なっている。 大学医局の大きな役割の一つは医局員を関連病院に派遣する人事権を握っていることである。 昔は大学医…
病院で働いているといろいろ大変なことはあるのだが、 私にとってその上位にあるのは人間関係である。 特に、医者との人間関係。 患者さんや、他職種との人間関係にとても困らされたことはそこまでないが、 (医者に対してものすごく攻撃的な対応をしてくる…
医師の労働時間の制限がこの4月から変わる。 医師の働き方改革と言われているものである。 厚労省曰く、 医師は他職種と比較して抜きんでた長時間労働の実態にあり、日本の医療が医師の自己犠牲的な長時間労働により 支えられている危機的な状況にありま…
医師になろう、と 中学生か高校生の頃に気がついたら思っていた。 人の役に立つ仕事で、資格があって、学問としても奥が深そうで、 同じ医療職の中では最も裁量権が大きくやりがいもありそうだし、 医学は医学部以外で勉強できないし、 周りの大人も医者にな…