2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

昭和医師VS令和医師

世の中男女共同参画が叫ばれる様になって久しいが 未だ社会的地位の高い人や要職についている女性は諸外国と比較して少ない と色々なところで目にする。 医療分野も例外ではなく、 医師について言えば一部の診療科を除き男性優位社会なのが一般的で、 さらに…

医局という組織

全国の大学の医学部には各科の医局という組織が存在しており、 大学教授を筆頭として臨床、研究、各科の医師の教育、学部学生の教育などを行なっている。 大学医局の大きな役割の一つは医局員を関連病院に派遣する人事権を握っていることである。 昔は大学医…

優等生の呪縛

私はもともととても心配性で、優等生気質だった。 試験前になると試験に落ちるのではないかと不安で不安で仕方なくて、 特に医学部においてはすべての科目が必修で一つでも単位を落とすと留年するので とても真面目に勉強した。 勉強のモチベーションは学問…

医師という生き物

病院で働いているといろいろ大変なことはあるのだが、 私にとってその上位にあるのは人間関係である。 特に、医者との人間関係。 患者さんや、他職種との人間関係にとても困らされたことはそこまでないが、 (医者に対してものすごく攻撃的な対応をしてくる…

実際の医師の働き方

医師の労働時間の制限がこの4月から変わる。 医師の働き方改革と言われているものである。 厚労省曰く、 医師は他職種と比較して抜きんでた長時間労働の実態にあり、日本の医療が医師の自己犠牲的な長時間労働により 支えられている危機的な状況にありま…

はじめに

医師なろう、と 中学生か高校生の頃に気がついたら思っていた。 人の役に立つ仕事で、資格があって、学問としても奥が深そうで、 同じ医療職の中では最も裁量権が大きくやりがいもありそうだし、 医学は医学部以外で勉強できないし、 周りの大人も医者になり…